フリー・タイム(Free Time)とは、輸入貨物のコンテナをCY(コンテナ・ヤード)やCFS(コンテナ・フレイトステーション)などから引き取る際に保管料が免除される期間のことです。
つまり、予め設けられたフリータイム期間中であれば、無料で港の中に貨物を置いておけるというわけですね。
このフリータイムが過ぎてしまうとデマレージ(Demurrage)と呼ばれる超過保管料金が発生してしまいますので要注意です。
デマレージには、コンテナをできるだけ早く引き取らせるためのペナルティーの意味合いがあり、油断していると倍々で加算されるため、思いがけない費用が課される可能性があります。
輸入者側は、できるなら貨物がCY内でフリータイムが適用されている間に通関手続きや納品先への配送手配を完結したいと思うはずですから、事前に必要書類の準備や適切な指示を行うことは必須です。
それで本船の到着確認とともにフリータイムも注意して把握しておくことが非常に重要となってくるわけです。
通常、フリータイムはArrival Notice(貨物到着案内)や輸入貨物を手に入れるために必要なDeivery Order(荷渡し指示書)などに記載されています。
これらの書類を確認してフリータイムの期間を念頭に入れながら実務処理を進めていきましょう。
船会社によっても異なりますが、フリータイムは基本的に3~10日程度で、土日などの休日をカウントするかどうか等にも注意が必要です。
ただ、東洋ファストトランスポートを通してブッキングを依頼されますと、条件によっては無料で最長21日までフリータイムを延長することができますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ここまで長ければ十分な余裕を持って各作業を行いやすくなるのは間違いありません。
また弊社でしたらブッキング完了時点でフリータイムを記載した出荷明細をメールにてお届けするサービスを提供していますので、更に仕事が捗りやすくなるメリットを実感いただけます。
御社も一度、この機会に東洋ファストトランスポートのブッキングサービスを体験してみられるのはいかがでしょうか?
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